神に近づくには地下深く潜るべし。地下につくられた世界10の宗教的・歴史的建造物 (2/7ページ)
数世紀をかけて街が発展し、街があるところには寺院が築かれる。莫高窟を掘って寺院を作ったのは中国最初期の仏教徒だ。
建設は4世紀に始まり、現在492の豊かに装飾された石窟がある。壁は宗教的、世俗的場面の両方が鮮やかに描かれ、その様々な様式はシルクロードを行き交う人々に由来するものだ。ベゼクリク千仏洞の壁全体にはブッダのミニチュア彫刻が並んでいる。仏教芸術のほかにもユダヤ教、キリスト教、マニ教との影響も見られる。
1900年、900年以上も封印されていた石窟が発見され、大量の写本が出土した。この敦煌文献と呼ばれる写本の中には、これまで発見されたものとしては世界最古の印刷された文献もあった。
■ 8. ハル・サフリエニの地下墳墓 ― マルタ
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地下に墓地を作ることにしたとしよう。それには岩石を掘り進む必要がある。近代的な道具があったとしても容易な作業ではない。ここハル・サフリエニの地下墳墓を作った人たちは紀元前2500年にそれを行なった。道具は石と黒曜石と鹿のツノだ。
数層に広がる墳墓は地上の寺院をモデルにしたようだ。周囲には見せかけの窓や扉が刻まれている。天井は寺院の木製のそれを模して掘られている。遺体は掘って作ったくぼみに安置されていたようだ。そして骨になるまで待ってから取り出して埋葬された。