神に近づくには地下深く潜るべし。地下につくられた世界10の宗教的・歴史的建造物 (4/7ページ)

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9つの部屋があり、うち2つは教会として利用されていたが、壁にはダビデの星や太極図といったキリスト教のものではないシンボルがある。

 シンボルを掘るために使われた道具の調査からは、寺院が2世紀に作られたことが判明している。だがその目的についてはいまだ推測の域を出ない。



■ 5. ヴィエリチカ岩塩坑:聖キンガ礼拝堂 ― ポーランド



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image credit: Wikimedia
 13世紀、過酷な環境で働く鉱夫たちは藁にもすがる思いだった。神に救いを求めるようになったのも当然だろう。そしてヴィエリチカ岩塩坑の鉱夫は岩塩から礼拝堂を作り上げた。岩塩は少なくとも柔らかいという利点があったのだ。

 岩塩坑を掘り進めるうちに礼拝堂は破壊されたので、正確にいくつ存在したのかは不明だ。だが聖キンガ礼拝堂という素晴らしいものが残されている。

 伝説によると、政略結婚に気乗りしない聖キンガはハンガリーで婚約指輪を岩塩坑の中に投げ捨てた。しかし結局ポーランドへ王妃として嫁ぐことになる。ある日、予感を感じて井戸を掘るように命じた。すると水ではなく塩が発見され、その中に捨てたはずの指輪が見つかったのだという。その場所こそがヴィエリチカ岩塩坑である。

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