現役英文科学生が考える、日本の英語教育の今とこれから【学生記者】 (4/5ページ)
こういった現状を変えるのに一番手っ取り早いのが、大学の教員になることだと思いました。「日本の英語教育を変えたい」……日本でこういうビッグなことを言ったら笑われるかもしれないけど、外国の学生は平気でビッグなことを言います。アメリカの学生のなかには「アメリカを変える」と言って政治を学ぶ人もいます。そういう理由もあって僕はアメリカに行くことにしました。
―なる
大学教授になったとして、救えるのはその学科に入学してきた生徒だけではないのでしょうか。
―横倉
大学教授になって、社会的に偉くなったら発言力も大きくなると考えました。中学高校の教員になったとしたら毎年40人のクラスを持つとすると、大学の教員になって英語教員を目指している人を毎年2人育てて、その2人が教員になって40年間、毎年40人のクラスを持って生徒を育ててくれるとしたら……自分自身が中学高校の教員になるよりも多くの人を救えると思いました。時間はかかることかもしれないけど(笑)。
◆60年先までやりたいことが埋まっている
―なる
なるほど。大学教授になったほうが中学高校の先生になるよりも、よい英語教育が網目状に広がっていくということですね。
―横倉
だから60年先までやりたいことが埋まっています(笑)。来年アメリカ縦断を予定しているんだけど、倒れるかもしれないです(笑)。その前に、知識と英語力がまだ身につけられてないから大学生活でもっとがんばらないとなと思います。
―なる
先生になりたい方は多いと思うのですが、こんなに先を見据えている方って少ないんじゃないかなって思います。
―横倉
日本がそういうビッグなことをいえない環境だというのも原因のひとつかもしれません。