運動は週1回30分でOKな低酸素トレーニング。その効果と水分補給がカギになる理由を教えてもらいました (3/11ページ)
もう1つのリスクとしてあげられるのが、酸素が薄くなることで、低酸素状態のお部屋の中では、頭痛であったり腹痛などがでたりして、トレーニングが合わない方もまれにいらっしゃいます。
しかし、人が暮らせる最大の高さが4000mくらいと言われているのと、2500mの高地状態では、体感的にほとんどの方は平地と変わらない印象を受けるようです。
──ルームに足を踏み入れた瞬間「ちょっと空気が薄いな」と感じる程度ですか?
いえ、部屋に入った際も気づかない方がほとんどで、「ここは本当に低酸素状態になっているの?」という感覚です。
──「ハイアルチ」でのトレーニングを教えてください。
現在「ハイアルチ」のトレーニングは1種類で、低酸素状態のルームで自走式のランマシーンを使いウォーキングやランニングを30分。その際の血中酸素濃度は、85%くらいまで落とした状態を目指します(過重負荷を避けるためそれ以上は落としません)。
血中酸素濃度は、平常状態で健康な方だと95~99%の間。トップアスリートが意識を飛ばすような激しいトレーニングをしたとしても、平地ではやっと90%になるくらいだそうです。
そこを追い込んでも90%を切ることは難しいのですが、高地状態であれば、さらなる負荷を簡単に作り出すことができます。
血中酸素濃度の変化は、個人差があるので、5分ごとにトレーナーが測定(以下の画像のような装置で測定)をして「時速6kmで歩いてください、時速10kmで走ってください」という様に個々に合わせていきます。