運動は週1回30分でOKな低酸素トレーニング。その効果と水分補給がカギになる理由を教えてもらいました (4/11ページ)
──低酸素状態は、誰でもすぐに対応できるものなのですか?
血中酸素濃度の下がり方は、人によって差がありますが、トレーニングを重ねることで高地状態に順応し、下がりやすかった方が下がりにくくなったり、下がりづらかった人がきちんと下がるようになったりもします。
──「低酸素状態」でウォーキングをしたりランニングをすると、どのような効果がありますか?
血中酸素濃度を下げることによって、体が酸欠状態になっているので、その中での30分のトレーニングは、2時間追い込んでのトレーニングをしたような効果があり、血液にかかる負荷はだいたいハーフマラソンを走ったくらいですね。
それによって、ヘモグロビンやミトコンドリアを活性させることで、疲れにくい体になったり、酸素の運搬能力を向上させますので、ランナーだったら持久力を上げたりといった効果が期待できます。
アスリート的な観点でみると、エリスロポエチンという、外から入れるとドーピングになる物質で、ナチュラルに体の中でも作り出される赤血球を増やす物質のことなのですが、それが活性化されて酸素運搬能力が上がり走りやすくなるというのもメリットです。
私も低酸素化でのトレーニングは週1~2回していて。外でのトレーニングなども合わせてしておりますが、パフォーマンスの向上というのは自身でも感じています。
──運動能力の向上以外のメリットもありますか?
先程、ミトコンドリアを活性すると言いましたが、ミトコンドリアは、炭水化物と体脂肪をエネルギーとして増えていくので、ダイエットにも効果的といえます。