83歳筆者が観た「SNOWDEN」...便利な世界の裏の恐ろしさ、理不尽さ (5/6ページ)
この辺りまでは、筆者のHD内に録り溜めてあったTV録画、NHK「BS世界のドキュメンタリー」(4回シリーズ)(製作国はアメリカ)、タイトルは「NSA 国家安全保障局の内幕」を改めて視聴してみたが、その内容はオリバー・ストーン監督の、この映画の内容と特に矛盾するような個所は見当たらないように思えた。
映画の方では、更に(パンフレットの記載引用)表題<2009年-東京・横田基地>の下に『民間IT企業のスタッフとして働いていたスノーデンに、皮肉にもふたたびNSAでの仕事が言い渡される。(中略)だがアメリカ政府の諜報活動はオバマ政権になっても変わっていなかった。NSAによる監視は、もはや同盟国政府や、民間企業、何の罪もない世界中の市民にもおよび、各国の通信システムばかりでなく物的なインフラも操り、明らかにテロ防止の目的を逸脱していた。(後略)』とある。
つまり、アメリカ政府によって、日本のあらゆるインフラ、すなわち、道路、鉄道、上下水道、送電網、港湾、ダム、通信施設などには、既に秘密裏にマルウェアが埋め込まれてあって、万一、日本がアメリカ(宗主国?)のご意向に反したりすれば、直ちにこれによって報復され、その結果、アメリカは日本のあらゆるインフラを混乱させ、破壊することが何時でも可能なところまで、既にやられてしまっているということだ。
それを聞けば、日本政府を担う政治家共が妙にアメリカ政府に対し、卑屈極まりなく、従順であるのも逆にまた、納得出来る、と言うものだ。
要は、敗戦の1945年8月15日を遡る同年6月20-23日に沖縄守備軍最高指揮官である第32軍司令官牛島満中将と参謀長長勇中将が、摩文仁の軍司令部で自決した。その結果、沖縄守備軍の指揮系統が完全に消滅して以来、沖縄を含む日本国はアメリカ合衆国に完全に占領され、表から見え難いだけで、その状態は今でも引き続いており、ずっと占領下のままである、と観ることも出来る。
これらの事実を識った上で、読者諸氏は、どうお考えになるだろうか?
購入した映画のパンフレットの中見出しには、こうある。すなわち、「世界を信じた、純粋な裏切り者。」、「スノーデンとは英雄か、それとも国家の裏切り者か? 史上最大の内部告発"スノーデン事件"の衝撃的な真実」。