突出してシュールなんだけど、どこかやさしい感じがする。アメリカ人アーティストが作る着ぐるみ「サウンドスーツ」 (1/4ページ)
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日本では独自の着ぐるみ文化が定着化しつつある。日本全国にゆるきゃらが存在し、オリジナリティあふれる着ぐるみに身を包みながらPR活動を行っていたり、自宅ではパジャマ風着ぐるみでくつろいでいる人も多い。街中でも着ぐるみをきたJKなんかも生息している。
これが海外だとどうだろう?アメリカのアーティスト、ニック・ケイブさんが作る着ぐるみは、かなりエッジだ。奇をてらっていてユニークだしシュールなんだけど、それでいてどこかの部族の衣装のようなトラディショナルな感じのもある。
狙ってもなかなかこの味は出せないだろう。1周回ってちょうどよく着地した感じだ。
・マルチに活躍するアーティストの代表作品
造形物やインスタレーション、パフォーマンスなど、幅広く活躍するケイブさんの代表作、それは「サウンドスーツ」と呼ばれる着ぐるみだ。
ウサギっぽい造形だけど異様に毛むくじゃらのもの、普通の服っぽいのに顔の部分が巨大な渦巻きになっているもの・・・などなど、その造形はかなり突き抜けているんだけど、あたたかさが感じられる仕上がりとなっている。