今そこにある世界の終焉。近い将来直面する可能性が高い10の脅威 (7/9ページ)

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食糧不足は暴動や政治的な不安定を引き起こすが、それによる社会崩壊については驚くほどほとんど研究されていない。・9. 真の真空が光速で宇宙を飲み込む


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推定発生時期:技術的には現在 対策優先度:非常に低い
 粒子加速器による終末のシナリオもある。これは複雑な領域だ。

 ここ10年ほど、加速器による粒子の衝突によって、全物質の構成と物理法則を変化させる反応が引き起こされる可能性があると推測されてきた。

 最近の議論によると、従来考えられてきたものは実は粒子を含む真空であり、それとは別に宇宙には完全な無である”真の真空”が存在している。真の真空は、真空崩壊というプロセスを通じて、宇宙を光の速さで吸い込む潜在能力を有している。現在そうなっていないのは、真の真空がメタ安定状態にあるからであるが、粒子加速器がそれを崩してしまうかもしれないのだという。

 この説に対しては、地球は加速器よりも高エネルギーな宇宙線を常に浴びているが現在も存在している、という反論がある。つまり十分安定しているのだ、と。

 しかしFHIによると、我々の存在は真空崩壊がありえないことの証明にはならないという。なぜなら過去には無数の地球が吸い込まれてきた可能性があるからだ。

 論文では、さらに他の科学論文が間違っているリスクを検証した。結果、計算やモデルのミスにより撤回されるべきものが1パーセント存在することが明らかとなった。つまりリスクなどないとする研究論文ならあなたは99パーセント安心していいが、残り1パーセントは分からないということだ。
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