鼠径ヘルニア(脱腸)とはいったいどんな病気?症状から手術内容まで医師が徹底解説! (3/6ページ)

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痛みを伴っていたり、お腹の中に戻せない状況は緊急の治療が必要となる場合があります。

大人
子どもと共通ですが、外鼠径ヘルニアでは陰嚢まで膨れてくることがあり、特に進行した人では赤ちゃんの頭と同じ大きさになることもあります。 鼠径ヘルニアの治療臓器が入りこんでヘルニアが発生するわけですから、その原因となる孔を塞ぐのが治療の基本です。メッシュを使う方法と使わない方法、腹腔鏡を使う方法と鼠径部を直接切開する方法に大別されます。

手術の種類

■ メッシュ
メッシュはポリエステルあるいはポリプロピレンといった人工の繊維布です。鼠径部の広範囲に敷設することが可能で、手術が正しく行われれば、内外・大腿全てのヘルニア好発部位を一度の手術で覆い、再発が起きにくい手術が可能です。

近年ではこのメッシュを使用する方法が成人では普及していますが、小児では成長に伴いサイズが合わなくなるため一般的には用いることはありません。

■ 腹腔鏡
腹腔鏡の手術はキズが小さく痛みが少ないというのは大きなメリットでありますが、特別な技量が医師に求められるため、受診する施設はよく検討したほうがよいと思われます。

日帰り手術の流れ

診療の流れが十分に合理化された施設であれば、初回の診察で手術前の検査(採血など)が全て行われます。

その後は手術当日と手術後に1回受診します。キズの確認のため手術後1週間前後をお勧めする施設が多いようです。
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