鼠径ヘルニア(脱腸)とはいったいどんな病気?症状から手術内容まで医師が徹底解説! (4/6ページ)
手術当日は開始時刻にあわせて朝食ないしは昼食をとらずに来院いただき、片側約1時間弱の手術、術後は1時間くらいの滞在で済む施設もあります。
術後の流れ

手術後の診察は多くの場合1度でかまいません。元々ヘルニアが大きかった患者さんは水が溜まることなどにより通院期間が長くなる傾向があります。
術後の指導も医師によってまちまちですが、激しい運動や重荷の運搬などは控えたほうがよいと考えられます。
費用

鼠径ヘルニアは健康保険の適応となる病気です。
我が国では基本的に全国民が健康保険に加入しており、そのもとで、診療費用も全国一律であるため、安心して治療が受けられます。
治療内容や収入、年齢によって治療費は異なりますが、平均的な年収の70歳未満サラリーマンの手術費用としては腹腔鏡80,000円、切開法60,000円程度です。
ただし、所得の多い方や健康保険に付帯する高額療養費制度を利用しなかったり、入院で手術を受けたりするかたは負担額が多くなることもあるので、手術を受ける前に確認されたほうがよいでしょう。
治療期間

手術後の診察は多くの場合1度でかまいません。術後の痛みは腹腔鏡のほうが少なく期間が短い傾向にあります。
痛みの個人差は大きいのですが、腹腔鏡の場合は術後1時間で歩行が可能な程度、痛みは徐々に少なくなり2~3日後にはほぼ消失というのが一般的です。