【医師監修】睡眠ダイエットの方法と効果まとめ (1/3ページ)

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【医師監修】睡眠ダイエットの方法と効果まとめ
【医師監修】睡眠ダイエットの方法と効果まとめ

食事制限も運動もしているのに全然痩せない……そんな風にあなたは悩んでいませんか? もしかしたら睡眠時間が足りていないのかもしれませんよ。実は痩せやすい体質作りに十分な睡眠は欠かせないのだとか。今回は睡眠ダイエットの方法と効果について糖尿病専門医・鶴田加奈子先生の解説を元に紹介します。

■睡眠がダイエットにいい理由

そもそもなぜ、痩せるには「睡眠」が重要なのでしょうか? そこでまずはじめに、睡眠とダイエットの関係について鶴田先生に教えてもらいました。

◇睡眠がダイエットにいい理由

米・コロンビア大学で行われた「睡眠と体重」の研究では、睡眠時間が短ければ短いほど肥満度が上がることがわかっています(睡眠時間が増えればかえって太ってしまいそうな気がしますが……)。では、なぜ睡眠がダイエットに効果的なのでしょうか。そのメカニズムは睡眠中に分泌されるホルモンが大きく関係しています。

睡眠中に多く分泌する成長ホルモンは、ダイエットに大きな役割を担っています。成長ホルモンはその名の通り成長や代謝をコントロールするホルモンです。脂肪の燃焼作用があり、質のいい睡眠をとることで分泌を促し、痩せやすい体を作ることができます。また、良質な睡眠では就寝中にコルチゾールというホルモンが分泌されます。このホルモンは、日中脂肪の合成を進め、食欲を増進させる働きがあることからダイエットにはマイナスのホルモンとされていますが、就寝中には逆に脂肪酸を燃焼させてエネルギーを作り出す働きをします。そのため就寝中の分泌を促すことでダイエット効果が得られるというわけです。

またダイエットの大敵、「空腹感」にも睡眠が大きく影響しています。良質な睡眠をとると、食欲を抑えてエネルギー消費を促すホルモン、レプチンの分泌が増え、逆にエネルギーの貯蓄を促し食欲を高めてしまうホルモン、グレリンの分泌が減ることがわかっています。つまり、十分な睡眠は空腹感を軽減し、余計なエネルギー摂取を防止することができるのです。

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