精油で女性ホルモンが増える!? 更年期障害の緩和も期待【最新研究】 (1/5ページ)
アロマテラピーはリラクゼーションや趣味として楽しむもの、というイメージがありますよね。
しかし、2017年3月31日に長崎大学大学院が最新研究を発表し、精油の吸入が女性ホルモンに影響あたえるものとして報告しています。
今回はこの研究結果を踏まえて、アロマテラピーの効果や香りと女性ホルモンについて、医師に詳しく解説していただきました。
最新研究の解説

アロマテラピー(アロマセラピーとも)はヨーロッパや中東で生まれた民間療法ですが、1990年代以降世界的に普及し、日本でもリラクゼーション方法の1つとして人気があります。
しかし、医学的にその効果は検証されているとは言えません。今回、長崎大学から発表された研究では、 更年期障害の症状を和らげるのにどのような精油が有効かを検証しています。
研究内容
40代の女性15人に10種類の精油を20分間吸入してもらい、吸入の前後で唾液中のエストロゲン(女性ホルモンの1つ)の濃度を測定しました。
・クラリセージ
・フランキンセンス
・ゼラニウム
・ラベンダー
・ジャスミン
・ネロリ
・ローズオットー
・イランイラン
・オレンジ
・カモミール
研究結果
ローズオットーとゼラニウムでエストロゲン濃度の増加が観察されました。 ローズオットーとは、バラのうちダマスクローズという品種の花から抽出した精油を指します。
ゼラニウムは赤い花を咲かせる植物で、南アフリカ原産ですが日本でも栽培可能で、ガーデニングでも人気の花です。バラに似た香りがします。