『Amazon Fire TV Stick』2017年新モデル検証。3週間連続使用してみてわかった旧モデルからの進化点! (5/8ページ)
使い続けるうちにもっさりしてくるかと思ったが、全体的な速度低下は、かなり起こりにくくなっている実感。再起動時間も短縮された。使い勝手の面では倍速といっても過言ではないくらい快適。それだけでも旧モデルの人は買い替えの価値があるくらい。プライム・ビデオなどのコンテンツを観ている分には、ほとんど再起動の必要はない。
また動画配信サービスの中には肝心なところで再生がストップしてしまうサービスもあるが、”Advanced Streaming and Prediction (ASAP) for Amazon Video により、バッファリングを必要とすることなく高速で滑らかな映像を楽しむことができます”というのは本当で、一度もストップしたことがないのは基本的なことだが、信頼感がある。
■ 非常に便利で認識も上々な音声認識リモコン
これまでの「Fire TV Stick」だと、検索はひと苦労。50音表示の画面で1文字1文字選んでいくのはまさに拷問。ほとんど使わないで済ませることが多かった。ところが音声認識リモコンのマイクボタンを押して映画タイトルなどを口にすれば、結構な精度で認識してくれる。
映画タイトルはある意味当然だと思っていたが、俳優名などでも検索でき、該当作品があった場合はいきなりラインナップがずらりと並ぶのは壮観。たまに「なんで?」というのも紛れ込むが、音声認識の段階では聞き取りが甘くても、いくつか候補を出してくれてほとんど問題なく利用できた。