アンビリーバボー!クマの襲撃から生還を果たした10の事例 (5/6ページ)
死にかけたのはグレイシャー国立公園でのことだ。
道の角を曲がるとメスのクマがいた。娘を守るため、ヨハンは自らの身を呈してクマの突進を防いだ。クマは斜面が苦手だという話を聞いたことがあった彼は、娘と山腹を駆け下りた。しかしヨハンは危うく崖から転落しそうになる。グリズリーは娘に目を向けた。
傷が酷かったヨハンはジェンナのところへ駆けつけられなかった。ジェンナが死んだ振りでクマの襲撃を耐え、やがてクマは去った。
それから2人は何時間も大声で助けを求め、ようやくそこを通りかかったハイキング客に救われた。ヨハンは頭皮のほとんどを失い、ジェンナも酷い怪我を負った。それでも生き残った。
面白いことに、怪我が癒えたヨハンは再び同じコースに行き、もともと行くはずだったゴールにたどり着いている。彼によると、この出来事から完全に立ち直るために必要なことだったそうだ。
・3. 救命信号
最も恐ろしいグリズリーの襲撃の1つは2011年に起きた。アラスカで1ヶ月におよぶサバイバル旅行をしていた7人の若い男性グループが、クマに襲撃された。
最初にクマに遭遇したのは、ジョシュア・ベルクで、キャンプに戻ろうとしたところを襲われた。助けに駆け寄ったサム・ゴッツィーゲンも襲われた。ノア・アレールは胴体を噛まれたうえに、爪で切り裂かれた。
クマはまた別の少年に軽い怪我を負わせてから立ち去った。グループは3人が重傷を負った状態で自然の中に取り残されてしまった。幸いにも遭難時の救命信号を所有していたため、これを点灯させて救助を要請。数時間後、ヘリコプターが到着し、九死に一生を得た。
だが、7人いたにもかかわらずクマが襲いかかったことは不思議である。通常、クマは集団に近寄ることはなく、ハイキングの際は大勢で行くことが推奨されているほどなのだ。