レシピつき! 甘酒のうれしい効果とおいしい飲み方 (3/7ページ)
◇甘酒の栄養
園部:米麹甘酒の成分は、ブドウ糖が20%以上を占めており、オリゴ糖、アミノ酸、ビタミンなどが含まれます。これは、米麹の酵素の力によって、でんぷんがブドウ糖やオリゴ糖に、たんぱく質がアミノ酸に分解され、新たなビタミンが作り出されるからです。甘酒の麹菌には100種類以上の酵素が含まれていて、さらに必須アミノ酸も9種類含まれています。
また、酒粕甘酒の場合は、酒粕のたんぱく質、アミノ酸、食物繊維、ビタミンB群、ミネラルなどが含まれているほか、酵母菌由来のβ‐グルカン、葉酸なども含まれています。ミネラルにおいては米麹甘酒、ビタミンや食物繊維、たんぱく質においては酒粕甘酒のほうが優れていると言えるでしょう。
■甘酒の効果と選び方
甘酒は米麹と酒粕から作られるものに分類でき、それぞれに含まれる栄養素にも特徴がありました。それでは、甘酒を飲むことによってどのような効果が得られるのでしょうか。
◇甘酒の効果
園部:米麹には麹菌が生み出す成分が含まれているため、米麹甘酒を飲むことによって以下の効果が期待できます。また、酒粕で作る甘酒には、酒粕による効果が期待できます。
☆「米麹甘酒」の麹菌が生み出す成分に期待できる効果
・アレルギー発症予防……アレルギー活性を阻害(※3) ・腸内環境を整える効果……腸内のビフィズス菌や乳酸菌を増やし、整腸作用や腸内フローラを改善する(※4) ・美肌効果……コウジ酸がメラニンの生成を抑える ・抗酸化効果……アンチエイジング、動脈硬化予防、抗ガン作用、美白作用(※5)
お酒を造っている杜氏の手がきれいだったり、米麹を触ると手がすべすべになるのは、麹菌の作用が関係しているのでしょう。