思わず買ってしまったはトラップだった。海外のスーパーマーケットが用いる10のテクニック (4/6ページ)
それを知るスーパーは関連製品を隣り合わせて陳列する。歯ブラシが歯磨き粉と一緒に置かれているのはこのためだ。肉売り場には焼肉のたれ、野菜売り場にはドレッシングと、それを見た顧客は最初は買うつもりがなくてもつい手に取ってしまう。・4. 重要な商品は並べて置かない
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反対に一緒に並べないものもある。顧客が店内を移動して探し回る方が売り上げが上がるからだ。ゆえに重要な商品は店内の離れた場所において、通路から通路へと移動してもらう。例えば、パン、牛乳、卵、コーヒー、米、肉といった食品だ。
これらは人がスーパーを訪れる理由である。これを別々の場所に配置することで、顧客が店内を隅から隅まで見て回るよう仕向けることができる。
高価なチーズやビタミンサプリなど、普段は買い物リストに載らないものでも、店内を見て回っている間にうっかり買ってしまうことだろう。・3. 模擬スーパーマーケット
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ここまで読んで、「一体スーパーはこうしたデータをどこで入手したのだろうか?」と感じなかっただろうか?
実はユニリーバ、ペプシ、コカコーラといった大手消費財メーカーは”模擬"スーパーマーケットにカメラを仕込んで、顧客の購買行動を観察しているのだ。
そうした企業は陳列棚に自社の製品と他社の製品を並べ、顧客の行動をカメラに記録し、自社製品ではなく他社製品が選ばれた理由などを分析する。またオンラインショップでのデータ収集もよく使われる。
こうしたデータに基づき、売り上げを最大化するにはどの棚にどの製品を陳列するべきかモデル化する。