これさえ押さえればもう騙されない!『ダイヤモンド初級講座 4Cと模造品の見分け方』セミナーに参加した (3/6ページ)
- タグ:
-
模造品
-
ドリームファクトリー
-
カラット
-
4C
-
ゴールドプラザ

「まずは宝石部分を見る前に、土台部分に刻印があるか確認してみてください。ダイヤモンドのリングは基本的に土台の内側部分にカラットが記載されます。0.536などの数字と、k18やpt900などが刻まれていれば、ほぼ本物だと思っていただいて問題ないでしょう」
ちなみに1カラットは0.2グラム。カラットによって価格が大きく変動するため、4Cの中でも特に重要だ。あくまで重さで判断されるため、同じカラットでもサイズが異なることもあるが、1カラットの目安はおよそ直径6.5ミリになるという。
■天然ダイヤモンドの特徴は、エッジのシャープさと内包物
ダイヤモンドの特徴は、鋭利な輝きを放ち、面と面のエッジの稜線がシャープであり、天然の証である内包物が見えること。だがそれ以外にも、いくつかチェック方法があるという。

「試しに文字の上に置いてみてください。ダイヤモンドは屈折率が非常に高いため、文字の上に置くと、屈折の影響で下の文字が読めなくなるんです」。
ちなみに、文字が読めると、ジルコンやCZやガラスであることが多く、同じ文字が2つになるとモアッサナイトの確率が高まるという。
「熱伝導率が非常に高いので、息を吹きかけてもなかなか曇らないというのも、ダイヤモンドの特徴といえるでしょう。