これさえ押さえればもう騙されない!『ダイヤモンド初級講座 4Cと模造品の見分け方』セミナーに参加した (4/6ページ)
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また、天然のダイヤモンドには微細な内包物やキズが存在するため、内包物が全くない完璧なものは注意したほうがいいでしょう」
つまり、下の文字が読めて、息を吹きかけると曇り、内包物が一切含まれていない場合には、ジルコンやCZやガラスなどである可能性が高いというわけだ。
そのほか、ダイヤモンドには比較的電気伝導率が高いという特徴もあり、専門店であれば、電気伝導率を調べる専用の機械を使ってチェックすることが可能だという。
■真横から「ガードル」の厚さと均一性をチェック!
さらに、質の高いダイヤモンドがどうかを見極めるに、必ずチェックしたいポイントがあるという。
「正面や斜めからゆがみの有無や対称性をチェックしたら、真横から横線の厚さと均一性を確認してみてください。上部分と下部分の研磨がうまくできていない場合、横線がガタガタになるんです。横線がきれいにスーッと入っていれば、状態がいいダイヤモンドといえるでしょう」
カット評価のスケールは、Excellent、Very Good、Good、Fair、Poorの5段階。「ガードル」と呼ばれる横線を見ることで、初心者でも3段階くらいに分けることができるという。
「ブレもなく横一本にシュッと伸びている場合はExcellentだと思って間違いありません。少しでも横線がガタつくと、Very Good以下に落ちます。