これさえ押さえればもう騙されない!『ダイヤモンド初級講座 4Cと模造品の見分け方』セミナーに参加した (5/6ページ)
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品質の低いものや模造品のなかには、もはや線ですらないものも含まれるので一目瞭然です」
■UVライトで青く光るとダイヤモンドの買取価格が下がる理由
さらに、4C以外の評価基準を把握することで、より正確なダイヤモンドの鑑定が可能になるという。
「ダイヤモンドに紫外線ライトを当てたときに、何色に見えたかを査定する「蛍光性」と呼ばれる方法があります。本来ダイヤモンドの成分は炭素単体ですが、窒素などが混ざっている場合は、UVライトを当てると青く光ります」
ちなみに青くなると、買取価格が3割前後下がるそうだ。
現在では、クラリティやカラーを改変する加工技術が開発されており、レーザーで穴をあけて内包物を隠す「レーザードリルホール(LDH)」や、高温高圧を加えることで色をとばし、無色に近づけるHTPT処理(高温高圧処理)などがあるそうだが、その場合は鑑定書に「LDH」と記載することが義務付けられている。
そういった意味でも、ダイヤモンドの品質を証明するうえで、鑑定書は欠かせない。ただし、鑑定機関により判断基準が異なる為、完全に鵜呑みにすることもできない。事実、過去には偽の鑑定書が付属していたケースもあるそうなのでご注意を。
■記者もダイヤモンドの見極めテストに挑戦!
セミナーの最後に、本日の総復習として、講師の川崎氏から参加者にテストが出題された。