圧倒的加速力が持ち味!ターボパワーが魅力の車5選 (6/6ページ)
それだけ国内メーカーのハイブリッドが優秀だということでもあるのですが、レスポンスや加速のリニアなフィーリングには特有の欠点もあります。
選択肢としての直噴ターボも必要であることはメーカーも理解していても、台数が見込めない国内仕様に向けて新たに作るのは無理。そこで、海外仕様を持ち込むことが多くなり、現在販売される直噴ターボ車の多くは海外での販売比率の高い車種になっています。また、スズキやホンダのように海外の工場から輸入する車種もあります。
そのため、無鉛プレミアムガソリン仕様のままという車種もあり、国内のユーザーに向けたモデルでないことがより一層、販売面での伸びが期待できない状況になっているのです。
さらに、乗ればその良さが誰にでもわかるはずなのに、ハイブリッド車と同じ車種に設定されると、スペックを見ただけで候補から外されてしまう悲劇も起こっています。
いずれそう遠くない段階で、全てのクルマがEVになることがわかっている今、直噴ターボ車を味わう最後の機会なのかもしれません。
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