世界遺産の町、中世薫るエストニア・タリンの観光スポット7選 (4/5ページ)

GOTRIP!

大国に支配され、翻弄された時代が長かったエストニア。自分たちの国があることを当たり前に感じている日本人には計り知れない、国に対する想いやアイデンティティの強さを感じます。

・聖霊教会

大ギルドの会館のすぐ向かいに位置する教会。市庁舎および聖霊教団救貧院の礼拝堂として建てられたもので、14世紀のはじめにはすでに記録に残っています。

中世の時代から、エストニア人の庶民に親しまれてきた教会だけあって、派手さはありませんが、ベルント・ノトケが手掛けた15世紀の祭壇をはじめ、精緻な装飾が刻まれた木材が醸し出す重厚感が印象的な教会です。

・三人姉妹

タリンで最も有名な中世の住宅。15世紀に建てられた商家の集合体で、エレガントなファサードが女性的な雰囲気を醸し出していることから「三人姉妹」の愛称で親しまれています。

中世の時代、タリンの住宅はすべてドイツのハンザ都市・リューベックの法律に従って、建物の正面部分が道路に面するように建てられていました。建物の上部にクレーンを取り付け、屋根裏の倉庫に物を引き上げられるようになっており、今もその名残が見られます。

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