ナイツ&マジック 第12章「Knight & Dragon」【感想コラム】 (4/5ページ)

あにぶ

■一度の戦いが糧になる

ナイツ&マジック 第12章「Knight & Dragon」

画像引用元:©天酒之瓢・主婦の友社/ナイツ&マジック製作委員会

オラシオは帰還したヴィーヴィルに更なる強化を施すべく、秘密兵器を搭載していました。その名は“竜血炉(ブラッドグレイル)”、高濃度エーテル対応型の魔力転換炉、その試作品です。ヴィーヴィルには13基の魔力転換炉が連結されていましたが、イカルガの圧倒には至らなかったのでこれを載せたというのですが、そもそもイカルガの魔力転換炉は師団級と旅団級の魔獣が元なのを考えると、たった13基であれだけ善戦したことが異常な気もしてきます。

起動すればイカルガをも一蹴する出力を出すと豪語するオラシオですが、万が一にでも暴走すれば誰にも止められなくなるとドロテオに告げました。うーん、先に言っておいてくれるだけマシなんじゃないでしょうか。世の中には、暴走の危険を秘密にしてえらいことになったロボットアニメが山のようにありますからね。

その頃、カタリーナはソードマンを破壊されたグスターボに、補給物資として届けられた幻晶騎士を見せます。それはクリストバルのものと同じアルケローリクス、すなわちジャロウデク王国の王族専用機。カタリーナは自分が乗っても飾りにしかならないと、グスターボにこの機体を下賜すると告げました。こうして、ジャロウデク軍はその勢いを盛り返していきます。

■そして決戦へ

新生クシェペルカ王国側も、上層部が顔を揃えての作戦会議を行っていました。決定的な案が出ない中、女王エレオノーラは私の身の安全が憂いになっているのであれば、と自ら出陣の意志を固め、全軍を動員しての旧王都デルヴァンクールの奪還戦を発案します。

再建された新生クシェペルカ王国の国王騎“カルトガ・オル・クシェール二世(セカンド)”を背に、女王エレオノーラは全軍に進撃の命を下しました。そして両軍は、シルダ・ネリャク要塞において激突するに至ります。

「ナイツ&マジック 第12章「Knight & Dragon」【感想コラム】」のページです。デイリーニュースオンラインは、感想コラム2017年 夏アニメナイツ&マジックカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る