妖怪だけど憎みきれない!江戸・明治期の絵師たちが描いた「化け猫」「猫又」作品まとめ (1/4ページ)
日本の妖怪には、おどろおどろしい妖怪から愛嬌のある憎めない妖怪まで、さまざまな姿の妖怪がいます。なかでも猫の妖怪「猫又」や「化け猫」は人気の高い妖怪のひとつとも言えるでしょう。
ちなみに猫又とは、人とともに暮らしていた猫が、年老いた果に化けた妖怪とも、もともと山中に住む妖怪とも言われています。尻尾が2本に別れているのが特徴。
今回は、江戸時代〜明治時代の絵師たちが描いた猫又や化け猫にスポットをあててみたいと思います。昔から日本人の暮らしの中でつながりの強かった”猫”の妖怪ということで、実に多くの絵師が作品に登場させています。
佐脇嵩之による猫又(百怪図巻より)
江戸時代の絵師・佐脇 嵩之(さわき すうし)による猫又。人間の女性のように長い髪に着物、そして三味線を弾きながら化けて出ます。
歌川国芳による猫又(荷宝蔵壁のむだ書)
猫好きだったことで知られる江戸時代の人気絵師・歌川国芳による猫又。まるでニャロメのような容姿はファン多し。
「荷宝蔵壁のむだ書」の中に描かれています。