有酸素運動のしすぎで太る?間違ったダイエットの常識とは? (4/7ページ)
筋肉には『肥大』する性質があるので、鍛えすぎは気になる部分をますます太くすしてしまいますので注意してくださいね」
体幹トレーニングは省エネの身体をつくる?!
スポーツ選手が取り入れている体幹トレーニングが、ダイエットにも効くといわれていますが、実は方法によっては痩せにくい身体になることもあるのだとか。
(佐久間氏)「スポーツ選手が体幹を鍛える理由は、ブレない身体や、ぶつかっても倒れない身体をつくり、競技の質を上げるためです。例えば、マラソン選手の上体が左右にフラフラ揺れていると、そちらにエネルギーが使われて体力が奪われてしまい、長距離を走ることができません。
体幹を維持すること自体にエネルギーを使用してしまうと競技にエネルギーを使えないので、体幹は極力省エネルギーかつエネルギーを節約するように出来上がるんですね。具体的にいうと、省エネの体幹をつくるために身体の中心となる『脊柱起立筋』と『腹直筋』を固めてしまいます。
基本的に筋肉は伸び縮みをするときにエネルギーを使うので、これでは基礎代謝が上がりません。一般的に、常時活動している筋肉は全体の20%だといわれています。代謝を上げる体幹をつくるには、残りの80%をバランスよく使える筋肉を鍛えること。
私が提唱する『体幹リセットダイエット』では、『肩甲骨の下部』『肋骨の下部』『腰骨の上部』を鍛えることによって、代謝の上がる体幹をつくります」
豆腐や大豆では痩せない?!
運動だけでなく、食事についてもダイエット方法は沢山あります。