日本では難しい?帝王切開後のVBACのリスクと受けられる妊婦の条件 (4/6ページ)

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VBACを受けられる妊婦の条件 

二人目の妊娠



アメリカの厚生労働省のような機関「NIH(National Institute of Health)」が発表した、VBACが受けられる妊婦の条件は以下になります。



NIHが2010年に発表した指針

□ 子宮の下の方を横向きに切っている



□ 帝王切開は1回のみであり、帝王切開以外の病気(子宮筋腫など)で子宮にメスを入れていない



□ 逆子や双子ではなく、その他帝王切開でないと安全に出産できない理由がないこと



□ 子宮破裂しそうだったり、赤ちゃんの状態が分娩中に悪くなった場合は、いつでも緊急帝王切開ができるような体制があること



※注※


後に、前回の帝王切開の切り方が縦である場合や、帝王切開を2回行っている場合、双子についてもVBAC可能という指針を出しています。



子宮の切り方とお腹の傷跡(縦・横)は関係ない

週数が浅い場合の帝王切開や、緊急で赤ちゃんを出さないといけない状況での帝王切開は、子宮を縦向きに切っている場合があります。



子宮をどういう向きで切っているかは、お腹の皮膚をどう切っているかとは関係ありません。お腹の傷跡が縦に走っていても、子宮は横に切っている場合があります。

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