「初めての有馬記念②」キタサンブラックが負ける展開はあり得るのか? (6/8ページ)
ペース配分を間違えて前に出たところに、キタサンブラックが引っかかるという可能性があります」

参考:中山競馬場のコース
ちなみにヤマカツエースは昨年の有馬記念で4着と好走している馬なので、ペース配分を間違えなければ上位に入線する可能性はある。昨年ヤマカツエースの前にいたサトノダイヤモンドとゴールドアクターは今年の出走を回避しているので、「3着までならヤマカツエースが入ってもおかしくない」とMZ氏。
■馬の体質による疲労度の度合いは?
他にキタサンブラックが負ける要素があるとすれば、過去の戦いの「見えない疲れ」だという。
「キタサンブラックは秋2戦していて、有馬記念で3戦目なんですね。去年の有馬記念も、大負けした宝塚記念も、3戦目のレースでコテッと負けちゃっているので、思った以上に疲れがたまっている可能性があります。それは馬そのものの体質でもあるんですよ。キタサンブラックが中長距離戦線でデビューした当時、あまり人気が上がらなかったのは、母方の祖父がサクラバクシンオーだからなんです。サクラバクシンオーは1200mのチャンピオン馬なんですね。要はスプリンターの血を継ぎながら、長距離でがんばっているのがキタサンブラックなんです。短距離血統の欠点が、レースの中では出なくても、中長期のサイクルの中では出てしまう。そういうこともあるかも知れません」
確かに、キタサンブラックの通算成績を見ると、3~4回勝った後に1回負けるという波のようなものが見られる。秋2戦の疲れが有馬記念にどう影響するか懸念される。