「宇宙人はいる」米国防総省が巨額の資金を投じて行っていた極秘UFO研究プロジェクトの全容が明らかに (5/7ページ)

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 ビゲロウ氏の指示で、同社はラスベガスの社屋を改築し、UFO事件現場から回収された不思議な金属などを保管する倉庫とされた。またUFOと遭遇したことで体に影響が出たと主張する人たちを検査したり、正体不明の航空機を目撃した軍人から聞き取り調査を行ったりもした。

 「レオナルド・ダ・ヴィンチにガレージドアのリモコンを与えたら起きるだろうことをやる立場にいた」とCIAでESPの研究を行ったハロルド・E・パソフは話す。彼は後になってプロジェクトに参加した。「彼は最初にこのプラスチック片は何だって調べ始めるだろう。なのに電磁気信号もその機能も何一つ分からず仕舞いってわけだ」

 プロジェクトではUFOのものとされる映像や音声記録も収集された。その中には、海軍F/A-18スーパーホーネットが撮影した、輝くオーラに包まれた航空機が高速で回転しながら移動する場面を捉えた映像もある。パイロットの1人は日時や場所は明かさなかったものの、その機体の「一個艦隊」を見たとまで証言している。

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 「国際的に見れば、我々(米国)はこの分野で最も遅れた国」とビゲロウ氏。「科学者もマスコミも事なかれ主義だ。中国やロシアはずっとオープンで、大規模な組織でもって取り組んでいる。ベルギー、フランス、イギリス、南アメリカ諸国だってもっとオープンだ。タブー視することなく、積極的に議論を交わしている」

 リード氏は、2009年までにプロジェクトを通じて重大な発見がなされたと判断。それに備えるため国防の強化を主張した。

 「航空機に関する高度にセンシティブで未曾有の発見」とリード氏は当時の国防副長官ウィリアム・リン・3世へ宛てた書簡の中で述べつつ、同プロジェクトを少数の関係者のみが関与できる「限定特殊アクセスプログラム」に指定するよう訴えた。
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