「ツタンカーメンの呪い」その犠牲者になったとされる9人にまつわる都市伝説 (5/6ページ)
・9. ジェームズ・ヘンリー・ブレステッド(アメリカ人考古学者)

当時の有名なエジプト学者のひとりで、ハワード・カーターが墓を開いたときに一緒に作業した。それからまもなく、ブレステッドが自宅に帰ると、ペットのカナリアがコブラに食べられていて、そのコブラがまだ鳥かごの中に留まっているのを発見した。
コブラはエジプト王朝のシンボルで、王を守護するため頭飾りの模様として描かれるもの。これは不吉な兆しだった。ブレステッド自身は1935年まで生きたが、エジプトへの旅のすぐ後で死んだ。
・呪われなかった人物、ハワード・カーター(イギリス人考古学者)

ツタンカーメン王の墓の発見者であり、発掘の一番の張本人であるカーター自身は、不可解な病気にもならなかったし、家が火事で焼け落ちることもなく、64歳のときにリンパ腫で死んだ。当時の平均寿命を考えれば、天寿を全うしたと言える。
彼の墓には次のような言葉が刻まれている。「あなたの魂が生き、何百万年も過ごせますように。テーベを愛し、北風に顔を向けて座り、その目で幸せを見つめながら」
「ツタンカーメンの呪い」を信じていた人は、ファラオはなぜ彼だけを許したのだろう?と思ったことだろう。