如来も菩薩も明王も元を辿ればぜんぶ釈迦!仏像の見分け方など、仏像鑑賞の基本の「き」 (2/4ページ)
愛染明王は愛欲を認め、その煩悩を悟りのエネルギーにしてくれる明王。という具合に、多種多様な仏が生まれました。
ちなみに「~天」とつく仏は天部衆と言って、ヒンドゥー教から仏法を守護する存在として取り込まれました。毘沙門天・弁財天などが有名ですね。
服装と脇侍で簡単に見分けられる!さて、お次は見分け方。服装と両側に付き従う「脇持」に注目!
如来は悟りを開いた存在なので、アクセサリー類をつけていません。髪型はパンチパーマのようにくるくる巻きの「螺髪(らほつ)」で、お団子のように後頭部が盛り上がっています。ここは「肉髻(にっけい)」といって、知恵が詰まっているといわれています。ただし、大日如来のみ釈迦が貴族だった頃のようなきらびやかな姿をしています。
釈迦如来の脇侍は左に文殊菩薩、右に普賢菩薩。文殊菩薩は獅子に乗り、普賢菩薩は象に乗っています。 阿弥陀如来の脇侍は左に観音菩薩、右に勢至菩薩。観音菩薩は蓮の花を捧げ持ち、勢至菩薩は合掌しています。 薬師如来は薬壺という小さな壺を持っています。脇持は左に観音菩薩、右に勢至菩薩。二仏とも、太陽と月がぽこんと乗った蓮を一輪持っています。