事故や病気で超人的な能力を授かった7人とその共通点 (7/8ページ)
・7. 音楽の天才(デレク・アマト)

2002年、デレク・アマトは投資に失敗してホームレスとなった。「3ヶ月間、車に寝泊まりして仕事を探しました」と彼は自身のブログで語っている。
それから何がやりたいのかもよく分からないまま、広報、空手教師、セールス、野球コーチといった仕事を転々とした。生き甲斐も何もなかった。
2006年10月、アマトは友達のパーティでプールに飛び込んで、頭を打った。病院に運ばれ、強い脳震盪を起こしていると診断された。
また聴覚を35パーセント喪失したほか、記憶にも障害が現れた。しかしこれが素晴らしい能力を芽生えさせたのである。
音楽の才能だ。 楽譜もまともに読めなかったが、それまで弾いたこともない楽器を8つも弾けるようになり、ギターの腕前まで改善された。
「目が覚めたら、ピアノを弾けるようになっていたんです」とアマトは説明する。頭の中に白黒の四角が見えて、指の動かし方を指し示してくれるのだという。
Derek Amato: I Am Savant
「それが自分の楽譜で、白黒の四角の向かうところが、自分の指の向かう先です。これには意味があるんだって、これが自分の天職なんだって信じています」。まさに神からの贈り物である。