【知られざる世界の常識】ドイツのケーキの包装はとってもワイルド!箱なし・保冷剤なし、紙オンリー (1/3ページ)
ケーキを買うと持ち運ぶあいだに型崩れしないよう、ちゃんと箱に入って保冷剤も付いてくる。
日本ではこれが常識ですが、ドイツではそうではありません。ドイツでケーキを買うと、包装は紙。台紙の上にケーキを載せ、全体を紙で包んで一丁上がりなのです。
・ケーキを買っても箱も保冷剤もなし
ドイツでケーキを買ってもしっかりとした箱に入れてくれることはほぼありませんし、有料の紙袋などを買わない限り、袋に入れてくれることもほぼありません。
考えてみれば、ドイツに住む筆者がドイツでケーキを買って保冷剤をもらったことは一度もなく、保冷剤が必要か聞かれたこともありません。どうやらドイツのケーキ屋さんやベーカリーでは「ケーキには保冷剤が必要」という認識はないようです。
・ケーキを買った後の行動が慎重に
しかもケーキの台紙は硬い厚紙などではなく、紙皿のように簡単にふにゃりと動いてしまう程度のもの。たとえエコバッグなどを持っていたとしても、袋に入れてしまうと家に帰るころには悲惨な状態になっている可能性大なので、筆者はドイツでケーキを買うといつも手で包みを大事に抱えて持ち帰ります。
ドイツでケーキを買ってしまったら最後、片手が完全にふさがってしまううえ、さまざまな衝撃に気を付けなければならないので、ほかの用事を済ませることがおっくうに・・・
しかも、ケーキを両手に抱えて、いかにも「ケーキを買いました」と言って周っているような状態は、ちょっと嬉しいような恥ずかしいような。これも、ドイツならではの体験です。