なぜ語彙力があると「デキる」と思われやすいの?――【言葉の専門家×若者】社会で活躍するための“語彙力”基礎講座<前> (5/8ページ)
岩崎:わざと使うんですか?
山口:そう、わざと使うんです。
秋吉:でも、そうすることで一目置かれますよね。
■語彙を増やすことは「人生の策略」である!山口:まさにその通り、「こいつはなんなんだ?」と思われる。
秋吉:話が脱線するかもしれませんが、僕は目上の人と話すときは、できるだけ若者らしさを出そうと思って、砕けた感じで接するんです。相手の文化の中にないような言葉を使ったりして。
岩崎:それ、大丈夫なんですか? 怒る人とかいません?
秋吉:たまにガチで怒られたりします(笑)
一同:(笑)
秋吉:でも、そのくらいで怒る人ってつまらないじゃないですか。そう思って接しています。
山口:すごい! 実は私も同じことをしています。偉い人にはタメ口ですね。そして私もマジで怒られます(笑)。
一同:(笑)
秋吉:ただ、若者言葉を使うことで、相手に興味を持ってもらえるということも多いんです。そこから話が広がったり、相手が僕をいじってくるようになったり。
山口:うん、それは一つの策略ですよね。興味を持ってもらえれば「今度ご飯行こうぜ」となるかもしれない。