次はどこが危険!? 日本列島「火山&地震」マップ (2/4ページ)

日刊大衆

「比較的短時間の噴火だったとはいえ、火口付近では大木が根こそぎになって宙を舞う姿がカメラに捉えられました。圧倒的な破壊力です」(前同)

■蔵王山でも火山性微動が観測  また、草津白根山が噴火して間もなく、1月28日と30日には宮城県と山形県にまたがる蔵王山で火山性微動が観測された。気象庁は30日、蔵王山を「噴火警戒レベル2」(火口周辺規制)に引き上げている。気象庁は日本全国の111の山を「活火山」としており、蔵王山もそれに含まれているのだが、そこで気になるのは、火山活動と地震に密接な関係があることだろう。「特に2011年3月11日の東日本大震災以後、全国的に火山が活発化しているのが気がかりです。活発化とは、火山における地震活動が増えることを指しているんですが、気象庁によれば、その数は20に上るそうです」(同)

 地震学者で琉球大学名誉教授の木村政昭氏が言う。「地震も火山活動もプレートの圧力を受けて起こりますからね。沈み込む海洋プレートの圧力が内陸の地殻に影響すると地震になり、火山の下のマグマ溜まりを刺激すると噴火になる。原理的には、地震も噴火も同じなんです」

 地球は厚さ約100キロに及ぶ十数枚のプレート(岩盤)に覆われている。プレートは大陸を乗せている大陸プレートと海底に存在する海洋プレートの2つに分けられるが、海洋プレートは大陸プレートより重いため、大陸プレートの下に沈み込む性質があるという。「十数枚のプレートは毎年数センチの単位で動いており、そのせめぎ合いが地震や火山の噴火の原因となっているんです」(科学雑誌記者)

 日本列島は、新潟・長野・静岡を貫く構造線を境に、東側は北米プレート、西側はユーラシアプレートにまたがる形で乗っている。さらに列島のすぐ近くに太平洋プレートとフィリピン海プレートが沈み込んでいる。これが、日本列島に地震と火山活動が多い理由だ。

■富士山も自然災害が!?  多少の誤差はあれど、以前から「草津白根山は2020年~2030年の間に噴火する」と予見していた前出の木村氏は、次に警戒するべきなのは「富士山の噴火と伊豆諸島南側を震源とする地震」だと話し、次のように続ける。

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