ハート出版、『犠牲者120万人 祖国を中国に奪われたチベット人が語る 侵略に気づいていない日本人』を刊行。中国の侵略招いたチベットに酷似した日本の現況に警鐘。 (1/5ページ)
来日して52年になる亡命チベット人、ペマ・ギャルポ氏の新刊『犠牲者120万人 祖国を中国に奪われたチベット人が語る 侵略に気づいていない日本人』が出版され、話題を呼んでいる。ペマ氏によれば、今の日本は中国に侵略されたチベットと状況が似ていると言う。チベットでは僧侶をはじめ、心から平和を祈る人々が大勢いた。しかしそんな彼らを中国は無慈悲にも大量に虐殺した。チベットが中国に侵略された最大の原因は、国防をおろそかにしたことだった。チベットの例は、いくら平和を願っても侵略を防ぐことはできず、国防を忌避する姿勢が逆に侵略を招くことを示している。命からがらインドに逃れたペマ氏には、「平和憲法」をかざして国防を忌避する人たちの言葉は、他民族に支配されるという現実を知らない人の戯言にしか聞こえない。「日本人には絶対に同じ悲劇を繰り返してほしくない」本書には、祖国を失ったペマ氏の願いが込められている。