軍事力をガチンコ比較!「世界軍事オリンピック」 (1/5ページ)

日刊大衆

軍事力をガチンコ比較!「世界軍事オリンピック」

 故事に言う。――百年兵馬を養うはこの一日のためなり。各国の軍隊が誇る“戦技”をガチンコ比較する!

 2月9日に開幕した平昌五輪。開会式では、急遽、参加を表明した北朝鮮選手団と韓国選手団が合同で入場し、南北融和ムードを演出してみせた。しかし、これが“見せかけの平和”であると断じる向きは多い。「北朝鮮には、韓国の顔を立てることで日米韓の同盟関係に揺さぶりをかけ、同時に経済制裁を緩和させる目的があるんです。ソウルを火の海にできる長射程の自走砲や、対米兵器の切り札である長距離弾道ミサイル(ICBM)を保有する北朝鮮だけに、朝鮮半島情勢は、五輪が終われば再び緊張状態に戻る可能性が高いですね」(通信社記者)

 戦争とは外交の延長である――と、プロイセンの軍学者・クラウゼビッツは言った。そのため、各国は自国の権益や領土、国民を守るために、多種多様な軍隊を運用している。「米国のような“覇権国家”は、一国で世界を相手にしても戦闘に勝利できる能力を備えていますが、これは例外でしょう。一般に、“地域の盟主”を自認する国家は、精強な軍事力を誇る国もありますが、その他の多くの国々は、欧州に代表されるように、集団安全保障の枠組みに参加していることが多く、一国としての軍事力は限定的な場合が多いですね」(防衛省関係者)

 現代世界では、領土拡張を目的とした総力戦が勃発する可能性は極めて低いとされる。その代わり、国境をめぐる争いや、シーレーンの確保、対テロ組織との戦闘などといった局面で、“限定的な軍事力”が必要とされることが多い。「自衛隊の総兵力は約24.5万人ですが、軍事強国とされるフランスやイギリスでも、総兵力はそれぞれ、15万人、20万人程度。一方で、これらの国は核兵器と、それを運用するSLBM(潜水艦発射式弾道ミサイル)を運用しています。そして、こうした“核抑止力”が外交上、非常に大きなアドバンテージになっているわけです」(前同)

 北朝鮮も、この“核のカード”を手に入れたわけだ。そうは言っても、実際に核保有国が核兵器を使用することは考えにくい。したがって、軍事力に秀でた国というのは「限定された紛争や戦闘で、優れた装備と高い士気の隊員が最大限の戦果を挙げられる」ことが条件となる。

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