「熊本県の道路は、県外の者に不親切」 矢印多すぎで、国の有識者会議が改善求める (1/2ページ)

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進行方向の矢印が7本もある県道(熊本行政評価事務所HPから)
進行方向の矢印が7本もある県道(熊本行政評価事務所HPから)

熊本県内には、矢印だらけの道路標識があって、ドライバーに分かりにくい――。総務省の有識者会議がこう結論して改善を求めたことが、ネット上で話題になっている。

有識者会議では、「熊本県の道路は、県外の者に不親切と言われる」とも指摘しているのだ。

県道交差点の標識に、進行方向の「矢印」なんと7本も!

県道の上には、進行方向を示す道路標識の矢印が並んでおり、左折が2本、直進が3本、右折が2本と、計7本もある。これは、グーグル・ストリートビューで、熊本市中央区内の水道町交差点の付近を見ると確認できる。


進行方向の矢印が7本もある県道(熊本行政評価事務所HPから)

総務省の熊本行政評価事務所は、いくつかの行政相談に対して取った対応について2018年2月26日までにホームページ上で公表した。民間の有識者でつくる「熊本行政苦情救済推進会議」(座長・鈴木桂樹熊本大学法学部教授)の意見を踏まえて行政に連絡するなどしたもので、うち1件に道路標識への苦情が含まれていた。

それによると、熊本に旅行した神奈川県内在住の人は、3車線ある県道28号線の右側を車で走っていて、水道町交差点の手前の道路標識に目を留めた。右折の矢印が2本あったため、右折レーンが出てきて4車線に増えたとき、右側2車線が右折だと思い込み、慌てて左隣の車線に変更した。

しかし、右折レーンは1車線のみで、変更前の車線でも直進できることが後になって分かった。そもそも矢印が7本もあるのが混乱する原因だとして、「事故が起きてからでは遅いので、もっと分かりやすく標識を設置してほしい」と神奈川行政評価事務所に申し出て、熊本の事務所が対応することになった。

ドライバーの混乱は、4車線の進行方向を示す「規制標識」の間に、「久留米 植木」「阿蘇 県庁」「八代 宇土」の3方向の行先を示す「案内標識」を入れたために起こっていた。

「規制標識を所管する警察と調整しながら、改善を検討」

総務省の有識者会議では、このことを挙げたうえで、「道路標識は、不慣れな方(特に県外者や外国人)にとって 非常に分かりにくい」と指摘した。

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