室井佑月、安倍首相の羽生連覇の祝福に「なんでしゃしゃり出んの」で特大ブーメラン

デイリーニュースオンライン

室井佑月、安倍首相の羽生連覇の祝福に「なんでしゃしゃり出んの」で特大ブーメラン(写真はイメージです)
室井佑月、安倍首相の羽生連覇の祝福に「なんでしゃしゃり出んの」で特大ブーメラン(写真はイメージです)

 作家の室井佑月(48)が、安倍晋三首相(63)の羽生結弦選手(23)への祝福に「なんでしゃしゃり出てくんの?」と批判するも、SNS上では「なんで室井がしゃしゃり出んの?」と特大ブーメランを受ける展開を見せている。

 問題になったのは、室井が『週刊朝日』(朝日新聞出版)で連載する『しがみつく女』の「同化っすか」(18年3月9日号)と題された記事。室井はこの中で「たしかに、怪我を乗り越え五輪連覇した羽生選手は素晴らしい。でも、なんで、そこに安倍首相がしゃしゃり出てくるんだろう」と疑問を呈す。そして「五輪憲章によると、オリンピックは、個人種目または団体種目での選手間の競争であり、国家間の競争ではない」ので、「オリンピックでの栄誉は、あくまでも選手たちのものだ。そこに国家を絡めちゃダメなのよ」と説明している。

 続けて、室井は「羽生選手が日本人だからといって、日本のトップである安倍首相も素晴らしいとはならない」と左派陣営が現在よく用いる指摘をした。さらに、支持率が上がり続ける安倍政権に対し、「権力の私物化が露になって、日本の在り方が書かれている憲法を蔑ろにして、格差を広げて国民の生活をぶっ壊している政権なのに」と怒り、「あたしもちゃんと世の中に同化しなくちゃ。村八分にされそう」と結んでいる。

 この室井の「なんでしゃしゃり出んの?」発言に対して、SNS上では、ほぼ5〜6人に1人が「なんで室井がしゃしゃり出んの?」という返しをするという異例のブーメラン事態に発展。掲示板には「この人、炎上するのわざと狙ってない?」「”そこに国家を絡めちゃダメなのよ”とか、絶対にツッコミ待ちだろ?」「作家・室井佑月の一番の飯のタネはアベ批判。じつはアベにヤメられたら一番困るのは室井本人では?」との憶測まで乱れ飛んでいた。

 北海道・北見出身の元アイドル・菊地亜美(27)が「完全に同郷なのに菊地亜美は(カーリング女子を)無視?」と言われることに対し、2月27日の自身のTwitterで「触れたら触れたでにわかとか便乗だとかいうし、触れなかったら触れなかったで完全無視とか言われる」と、いずれにせよ叩きたい人たちがいることを嘆いている。

 安倍首相も同じで、平昌五輪開会式への不参加を表明していた時には「次の開催国なのにけしからん」と批判した新聞・メディアが、一転、首相の参加が決まると「人気取り」「目立ちたいだけ」と矛先を変えて結局は批判を展開していた。もしも、安倍首相が羽生選手を祝福しなかったとしても、「五輪選手の労をねぎらわないのはけしからん」と批判がされていたのかもしれない。

「室井佑月、安倍首相の羽生連覇の祝福に「なんでしゃしゃり出んの」で特大ブーメラン」のページです。デイリーニュースオンラインは、室井佑月羽生結弦安倍政権社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧