米山隆一新潟県知事「スパコン脱税」齊藤元章被告との意外な関係 (1/2ページ)

まいじつ

happyphoto / PIXTA(ピクスタ)
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新潟県の米山隆一前知事が出会い系サイトで複数の成人女性に金銭を渡し、肉体関係を結んでいたことが発覚して辞職をした。本人は“不惑”から10年も過ぎて、さぞ恥ずかしい思いをしていることだろう。

「独身である米山氏が金銭を支払って女性と肉体関係を持ったとしても、それだけでは“違法”と言えませんが、週刊誌の記事によれば相手女性は『最初からお互い援助交際が目的』と証言しています。米山氏が言うように『少なくとも僕は好きでした』ということですから、恋愛感情が芽生えたとも言えなくはありませんが、女性については『対償を受け、または受ける約束で不特定の相手方と性交する』(売春防止法第2条)に該当する可能性はゼロではなく、その相手である米山氏も『刑事罰はないが違法』となる可能性はある。いずれにしても、知事という公職者のやることではありません」(法曹関係者)

米山氏は県内の中学校から名門の灘高等学校へ進学し卒業。その後、東京大学医学部に進学し、1992年に医師免許を取得した。同大学卒業後は、東大病院の放射線医学総合研究所に勤務しながら1997年には司法試験に合格。放射線医学総合研究所、ハーバード大学附属マサチューセッツ総合病院の勤務経験もある医師兼弁護士という人物だ。

しかし、選挙には弱く、衆参両選挙での落選を経て、2016年の新潟県知事選挙で共産・社民・自由3党の推薦を受け無所属で立候補し、ようやく初当選を果たした。

ところで昨年末、国立研究開発法人『新エネルギー・産業技術総合開発機構』(NEDO)の助成金を騙し取ったとして東京地検特捜部に詐欺容疑で逮捕、起訴されたスーパーコンピューター開発会社社長の齊藤元章被告と米山氏は東大病院で同僚という間柄だった。東京地検特捜部は齊藤被告を、法人税約2億3000万円を脱税したとして2月13日、法人税法違反などの罪で三度目の起訴をしている。

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