5月病じゃなく「6月病」!? 環境の変化がもたらす心身のトラブルにご用心 (1/4ページ)
ゴールデンウィーク後に増える心身の不調は「5月病」と呼ばれていますが、最近では「6月病」という言葉も使われはじめています。
この6月病というものの症状や原因について、産業医としての顔を持ち、働く人のメンタルヘルス領域に詳しい精神科の井上智介先生に解説していただきました。
6月病ってどんな病気?
5月病は有名ですが、「6月病」という言葉を聞いたことはありますか?
もちろん、5月病と6月病はどちらも医学的な保険病名ではありません。医学的には、適応障害と呼ばれる病気がこれにあたります。
適応障害のなかでも、4月からの新生活や新しい環境によって精神的なストレスや肉体的な疲労がたまることによって、5月や6月に心身の不調を感じて様々な症状がみられることが、一般的に5月病や6月病と呼ばれるものになります。
症状
6月病の精神的な症状としては、全身のけだるさを感じて頭がぼーっとして何もする気力が出ない状態になります。
睡眠に関しても、寝つきが悪くなったり、夜中に何度も目が覚めたり、朝起きてもよく寝た感覚が無かったりといった睡眠障害の症状が出ることもあります。
さらに、食欲が落ちたり集中力がなくなりイライラしやすくなったりします。