「淑女の黒歴史手帖」 第二回 長井短の黒歴史 (4/8ページ)
でもそれって、当時の王道ファッションじゃないですか?
長井さん : 今、思えばそうなんです。ただ、スイマー(雑貨屋)で靴下を買っていたのはすごい自慢だったかな。「服屋とかチュチュアンナじゃなくて、スイマーで靴下買うんですよ、私」みたいな。
—主張が地味(笑)。
●三頁、高校の机に地元の友人の名を羅列
長井さん中学生。「飾らず、シンプルな方が大人っぽくて良い」と思っていたそう
—高校入学後はどうでしたか?
長井さん : 高校は、同じ中学の子がいない、地元から離れた杉並区の高校に進学したんですけど、思ったより馴染めなくて。その事実に飲み込まれないように、どれだけ地元を愛しているかを自分に言い聞かせていました。
—例えば?
長井さん : 地元の友達の名前を、机やノートにずっと書いてましたね。
—それは怖いですね。
長井さん : 入学後わりとすぐ、同じクラスの女の子グループに入ることはできたんです。でも4人グループ中、私以外の3人は、学年に同じ中学の友達がいて。その子達に「長井だけ、このグループしかない」と思われたら嫌だなと思ったので、休み時間は地元の友達に電話をかけていました。
—クラスの子には話しかけずに。
長井さん : そうなんです。当時、学校の廊下で電話するのが大人っぽい、と思ってて。
—ちなみに、どんな電話をかけてたんですか?
長井さん : なんか、めちゃめちゃ楽しそうに……「なに〜?」とかって。