関空水没大パニック 水泡と化す人工島 舞洲・夢洲の大阪万博、カジノ誘致 (1/2ページ)

週刊実話

関空水没大パニック 水泡と化す人工島 舞洲・夢洲の大阪万博、カジノ誘致

 ここ数年でも最大級の『台風21号』は、勢力が衰えないまま9月4日に関西を直撃し、各地に冠水、停電、地滑り、住宅破壊と大きな被害をもたらした。

 その中でも、特に深刻なダメージを被ったのが、大阪府泉佐野市、泉南郡田尻町、泉南市にまたがる関西の空の玄関『関西国際空港』だ。関空島近くにイカリを降ろしていた航空燃料輸送用のタンカーが、台風の強烈な暴風雨をまともに受け、強風に流され、関空連絡橋に衝突するというアクシデントまで発生した。

 同連絡橋は破損し、一時、全面通行不能となり、利用客、空港職員合わせて約8000人が“空港難民”となり、空港島内で孤立した。翌5日、連絡橋は片側車線を使っての通行が再開されたが、鉄道はJR、南海ともにいまだに再開の目処がたっていない。関西空港本体も、台風の直撃で、第一ターミナルとA滑走路がいたるところで冠水し、使用不能の状態が続いている。

「滑走路より誘導路の浸水がひどい。これらの復旧と点検が大変ですね」(ある国交省職員)
 いつもは多くの利用客が行き交い、華やかな雰囲気の第一ターミナルも全面休業。人影は少なく、エアコンもストップし、とても“関西の空の玄関”とは思えない、不気味な静けさが漂っていた。

 一方、第二ターミナルとB滑走路はほとんど無傷だった。
「高潮が東から入ってきたので、第一ターミナルが防波堤の役目を果たし、こちらは大丈夫でした」(同)

 関西空港運営会社の関西エアポートでは、第二ターミナルとB滑走路を使って、国内線の一部の運行を再開したが、第一ターミナルを含めての全面復旧には、まだかなりの時間が掛かりそうだ。

 関空開港以来の最大トラブル。奇しくも、台風21号が襲来した9月4日は開港日で、25年目を迎えた記念日だった。

 それにしても、あれだけの被害を被りながら、翌日には部分的とはいえ運用を再開した。その背景を探っていくと、大阪府と首相官邸筋の政治的な思惑が浮かび上がてきた――。

 全国紙政治部記者がこう語る。
「早期再開の一番の要因は“第二ターミナルが無事な以上、すぐにも運用を再開せよ”とする安倍首相の鶴の一声です。

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