心理学を悪用した非人道的な10の事例 (2/7ページ)

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・9. 心理作戦(PSYOP)で有力者に戦争を支援させる
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 理性的な人たちは、心理戦は同胞ではなく、敵に使うものだということはわかっている。しかし、ウィリアム・コードウェル中佐は、アフガニスタンでの戦争の資金と支援を集めるために、軍の心理戦を使って、訪れた上院議員や高官たちに戦争を支援するよう納得させたという。

 コードウェルは心理作戦の実行に不本意だったし、実際に行ったことはそれほど極悪非道なものではなく、公に入手可能な情報を集めてそれを分析し、訪れた政治家たちと共有しただけだというのだが、本当はなにがあったのか詳細は闇の中だ。コードウェルの説得法のからくりの全容は本当のところはわからない。


・8.北朝鮮による大規模人民洗脳
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 北朝鮮が健全な国家とは程遠い、独裁者による支配体制の国であることは世界中が知っている。彼らは自国の国民を武力で抑えつけている。大衆をコントロールするには、意識をコントロールすればいいとして、北朝鮮のリーダーたちは、国民全体の意識をコントロールするという大規模なスケールの洗脳を行っていると言われている。

 金正日が死んだとき、国民がみんな泣き崩れている場面を見たことがあるだろう。他国の人は北朝鮮政府によるやらせだと考えているが、10年以上前に脱北したある北朝鮮人女性は、あのシーンの感情は本物だと語る。脱北から10年以上にもなるのに、あの総号泣シーンを見ると、北朝鮮時代に戻って、金正日の神性をもう一度信じたくなるような気になるというのだ。洗脳がよっぽど強烈で、時間がたっても消えないということになる。
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