心理学を悪用した非人道的な10の事例 (6/7ページ)
実際に、軍隊のマニュアルでは尋問は、権力を大いに活用するよう勧めている。相手を委縮させ、罪悪感を抱かせて情報を吐かせるという方法だ。同じ相手に長時間拷問または尋問されると、当人はどうすることもできない状態になり、しまいには尋問者を親のようにすら思い始め、心が崩れそうになる。尋問者はその弱みを利用して、情報をもらさないと悪いという罪悪感を抱かせるようにする。
・2. 催眠術で偽の記憶を植えつけるテクニック

今日、ほとんどの心理学者は、抑圧された記憶は虚偽科学だと言うが、かつて、この抑圧された記憶は、普通の人々にあらゆる問題を引き起こすとされた時代があった。
今は患者を助けると称して、悪意をもって患者に真偽の疑わしい記憶をよみがえらせる心理学者もいる。虚偽の抑圧記憶のせいで、無実の人間が第一級殺人の罪に問われ、長期の裁判になってしまったことがあった。虚偽記憶を植えつけるのは難しいことではないというのは残念ながら事実だ。わたしたちは決して起こりえないことを簡単に信じ込まされてしまうことがあるのだ。
・1. 尋問目的の過度の感覚刺激

高度な尋問テクのひとつに、反感覚遮断がある。相手を過度の刺激にさらすと、あらゆる刺激を遮断するのと同じ効果があるという。
例えば、大音量の騒音や水責めなどの過度の刺激を与え続けると、人はまともに反応したり、考えたりすることができなくなる。同じリズムの音を繰り返したりすることも催眠的な効果がある。これは、正常にきちんと周辺のことを処理し続けるためには、脳には異なる刺激が必要だという事実に基づいている。