10月からタバコ値上げ 禁煙の義務化も急速に進む中、“喫煙をやめない”が9割 (2/2ページ)

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さらに“紙巻きタバコはNGだが加熱式たばこはOK”という喫煙スペースもあり、特に従来型の紙巻きたばこの喫煙者は、かつてないほどの窮地に追い込まれていると言えるだろう。

 このような悪条件が並ぶ中、なぜ喫煙者はたばこを止めないのだろうか。先に挙げた株式会社クロス・マーケティングが同じ対象者に喫煙する理由について尋ねたところ、「気分転換」との回答が52.4%と最も多く、その後は「リラックス」(45.1%)、「生活の習慣」(44.5%)、「ストレス解消」(40.4%)、「口が寂しい」(24.1%)と続いた。また、「喫煙者同士のコミュニケーション」(14.7%)という意見もあった。価格が1箱500円〜600円に上がることを理由に「止める」という人は少ないのは、仕事などの合間に一息つくリフレッシュやストレスを緩和させる効果の大きさに他ならないのだろう。

 経済的負担を減らすため、あれこれと工夫をしている喫煙者も存在する。例えば充電式のビタフル(VITAFUL)は有害物質をほとんど発生させないニコチンやタールが“ゼロ”とされている電子たばこだ。味のついたフレーバーミストで、リフレッシュの目的で作られた。使い捨てのものはスティック1本で1050円だが、約500回も吸引できる。通常の紙巻きたばこが1本で12回吸えると仮定すると、約41本分となり非常に経済的だ。こうした電子たばこであれば喫煙可能なスペースも広がるため、従来型のたばこと併用しているというタイプも少なくないそうだ。

 依存の度合いが高いほど経済的にも身体的にも負担のかかるたばこ。今後は節約や健康のため、さまざまな商品が開発されそうだ。

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