エスプレッソの美味しさを飛躍的に高める「クレマの発明」。その時『Gaggia(ガジア)』が歴史を変えた! (1/5ページ)

おためし新商品ナビ

エスプレッソの美味しさを飛躍的に高める「クレマの発明」。その時『Gaggia(ガジア)』が歴史を変えた!

イタリア人の魂ともいうべきエスプレッソだが、かつては美味しいものではなかった。その流れを一気に変えたのが、エスプレッソ表面に泡立つ”クレマ”の発明。そしてそれを生み出したのが、イタリアのエスプレッソマシンの代名詞として知られる『Gaggia』。そこで今回はガジアの歴史に迫ってみたい。

■クレマ発明以前のエスプレッソは焦げた苦い味がした!?
イタリア紳士の魂ともいうべきエスプレッソ。抽出の際に圧力をかけるところが通常のコーヒーとは異なるが、ことイタリアでコーヒー(カフェ)といえばエスプレッソを指す。その登場は1900年代。
巨大だった時代のエスプレッソマシン
「ネバーランド・ガジア」。もはやアート
その名前の由来は鉄道用語で「急行」を指すように、”早い”という意味だというのが通説。しかし当初は今より格段に苦くて雑味があり、焦げた風味をしていたという。その理由は、コーヒー粉に直接圧力のかかった蒸気を通したため、コーヒー本来の味だけでなく雑味も出てしまったため。
当時のエスプレッソマシンは、店のオーナーが自ら作り上げた手作りのオリジナルマシンだったため、圧力や温度の微妙な調整や操作が複雑で、熟練した専門技術が必要となり、そこから、バール(喫茶店)の職人「バリスタ」が誕生した。そんな中、ミラノでバールのオーナーとして活動していたアキーレ・ガジアが発見したのが、蒸気の代わりに圧力をかけた熱湯で抽出を調整する方法だ。
「エスプレッソの美味しさを飛躍的に高める「クレマの発明」。その時『Gaggia(ガジア)』が歴史を変えた!」のページです。デイリーニュースオンラインは、老舗ブランドガジアエスプレッソマシンミラノ日本上陸カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る