実は日本人にも多い!? 著しく早く老化が進んでしまう【早老症】とは (3/4ページ)
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妊娠・出産、遺伝について

早老症では性腺機能や身体機能の低下がみられるため、妊娠・出産については難しい傾向にあります。
また、早老症は遺伝性の疾患です。遺伝性については、患者の父親・母親はそれぞれ早老症の原因となる遺伝子異常を持っていますが、発症はしていない場合がほとんどです。
患者の兄弟(姉妹)での発症確率は25%程度ですが、患者の子どもなどが発症する確率はかなり低いです。
治療について

早老症は遺伝性の疾患であり、現時点で根本的な治療法や予防法は見つかっていません。また、早老症の外見的な症状である白髪や脱毛、皮膚の変化などにも予防法や根本的な治療がないのが現状です。
足の皮膚の潰瘍などが起きやすいため、「靴擦れを起こさない、長時間寝ころばない」などの予防的な対処が必要です。皮膚に病変ができた場合は清潔を保ち、外用薬・保湿剤などで対応します。
一方で、白内障、動脈硬化の疾患(糖尿病や高脂血症)、悪性腫瘍は、一般患者と同じように定期的な血液検査や画像検査、内服治療、手術などの方法で対応が可能です。リスクが高いので早期発見が重要となります。