神鋼、トヨタ、サントリー、ヤマハ、リコー、クボタも8強入り! 東芝は脱落 (2/4ページ)

ラグビーリパブリック

 ミスが多く何度も好機をつぶしたサントリーだが、1点を追う前半33分、敵陣深くでボールを動かしLOジョーダン・スマイラーが逆転トライ。サニックスにイエローが出て数的有利となった39分にはモールで押し込み取り切った。サントリーは19-8で迎えた後半早々にもラインアウトからのドライビングモールで追加点。54分にはゴール前のスクラムで圧倒し、ペナルティトライを獲得した。

 一方、ホームで今季初勝利を目指したサニックスだが、反則を繰り返してイエローカードを3枚もらうなど自分たちで厳しいゲームにしてしまった。セットピースは安定せず、64分のサントリーのトライはサニックスのラインアウト失敗からだった。

 レッドカンファレンスのもう1試合は千葉・柏の葉公園総合競技場でおこなわれ、NECが日野を38-12で下している。NECは6トライを挙げてボーナスポイントも獲得し、総勝点を14に伸ばして、6位から4位に浮上した。

 1~8位決定トーナメント進出をかけたレッドカンファレンス4位をめぐる争いは、総勝点14のNECとNTTコム、そして2ポイント差で追う豊田自動織機の3チームに絞り込まれた。10月20日のリーグ戦最終節、現在4位のNECは首位の神戸製鋼が相手となり、勝利数がライバルより少ないNTTコムは6連敗中の宗像サニックスと対戦、豊田自動織機はトヨタ自動車との愛知ダービーにすべてをかける。

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上位トーナメント進出へ望みをつないだNEC。日野戦ではマリティノ・ネマニが先制トライ(撮影:見明亨徳)

 ホワイトカンファレンスでは、唯一の全勝チームだったパナソニックにリコーが土をつけた。リコーは敵地の群馬・太田市運動公園陸上競技場に乗り込み、26-17で、14年ぶりのワイルドナイツ戦勝利となった。

 リコーは試合序盤、スクラムからの攻撃で、WTB渡邊昌紀がブレイクスルーしてチャンスとなり、たたみかけて、NO8松橋周平が先制した。

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