神鋼、トヨタ、サントリー、ヤマハ、リコー、クボタも8強入り! 東芝は脱落 (3/4ページ)

ラグビーリパブリック

26分には松橋が自陣深くで3人のタックラーを外してから力強い走りで大きくゲインし、ハーフウェイを過ぎて仲間が次々とつなぎ、SOブライス・ヘガティが判断良くディフェンス裏に蹴ったボールをWTB渡邊が確保しゴールに持ち込んだ。

 その後、リコーは逆転され5点ビハインドで折り返したが、後半早々、パナソニックにイエローカードが出て数的有利になると、49分、FL武者大輔が敵陣22メートルライン付近からスペースを走り抜けてゴールに持ち込み、同点。ヘガティのコンバージョン成功で逆転した。その後、果敢に攻め続けるも追加点獲得に苦労していたリコーだが、72分、FWのピック&ゴーでゴールに迫ると、LOブロードハースト マイケルが突進ではなく意表を突いたパスでFLコリン・ボークのトライを演出。後半は無失点の堅守も光り、優勝争いへ向けて大きな自信を得た。

 パナソニックを抜いてホワイトカンファレンスの首位に立ったのはヤマハ発動機だ。秩父宮ラグビー場でキヤノンを52-17で下し、勝点5を獲得している。

 ヤマハは14分、21分とHO日野剛志が果敢に突っ込んで得点を重ね、38分にはルーキーのWTB矢富洋則がデビュー戦初トライを挙げた。33-10で迎えた後半、しばらくスコアボードは動かなかったが、ヤマハは66分、かつてセブンズの世界的スターだった南アフリカ代表のFLクワッガ・スミスが自陣10メートルライン付近のブレイクダウンでボールを奪い返してから約60メートル走り切り、リードを拡大。そして最後は、ヤマハキャップ194で記録を更新したという15年目のベテランPR山村亮がトライで締めくくり、快勝となった。

 そして、クボタは、総勝点のリードが3ポイント差だった東芝と対戦し、26-24で大一番を制した。

 福島・いわきグリーンフィールドでおこなわれたこの試合、10点ビハインドで後半を迎えたクボタは、50分にNO8ドウェイン・フェルミューレンがインターセプトからトライを挙げ、61分にはCTBバーガー・オーデンダールのラインブレイクからチャンスとなってパスをもらったFBゲラード・ファンデンヒーファーが走り切り、逆転。

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