神鋼、トヨタ、サントリー、ヤマハ、リコー、クボタも8強入り! 東芝は脱落 (1/4ページ)

ラグビーリパブリック

 ジャパンラグビートップリーグの優勝を争う8強プレーオフの出場権獲得は、7チームとなった。10月13日に第6節の全8試合がおこなわれ、レッドカンファレンスでは、神戸製鋼、トヨタ自動車、サントリーが確定。ホワイトカンファレンスは、先週一番乗りで決めていたパナソニックに続き、ヤマハ発動機、リコー、クボタが勝って同組のトップ4以上が決定した。過去5回の優勝を誇る東芝はクボタに競り負け4敗目を喫し、9~16位決定トーナメントに進むこととなって優勝争いから脱落した。

 神戸製鋼は大阪・キンチョウスタジアムで豊田自動織機と対戦し、66-37と攻撃力を発揮、レッドカンファレンス首位を守った。世界的スターのSOダン・カーターやCTBアダム・アシュリークーパーらが何度もチャンスメイクし、日本代表復帰を目指すFB山中亮平も躍動。先発のSH日和佐篤と、負傷のWTB井関信介に代わって途中出場したが清水晶大がハットトリックを達成するなど、計10トライを挙げた。

 同カンファレンス2位のトヨタ自動車は東京・秩父宮ラグビー場でNTTコミュニケーションズと対戦し、38-36で競り勝った。

 前半、NTTコムのLO中島進護がパワーと走力を発揮するなどし、トヨタは追いかける展開となったが、27分にHO彦坂圭克が連続攻撃を右隅にフィニッシュして点差を詰め、38分には、防御網に鋭く切り込んだWTB岡田優輝が仲間のサポートも得てゴールラインを割り、逆転。前半20分にもトライを挙げていたルーキーのWTB岡田は、51分(後半11分)にも仲間が作ったチャンスをインゴール右隅に決め、ハットトリックを達成した。57分にはWTBヘンリー ジェイミーが左外で2人のタックラーを振り切ってファイブポインターとなり、点差を拡大。

 一方、16点ビハインドとなったNTTコムは、相手にイエローカードが出て数的有利となった終盤、2トライを奪い返して2点差としたが、トヨタがリードを守り切り、熱闘を制した。

 なかなか調子が上がらない前年度王者のサントリーだが、福岡・グローバルアリーナで宗像サニックスから6トライを挙げて40-18で勝利し、今季初めてボーナスポイントを獲得している(トライ数で相手より3本以上多かったため)。

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