エアコンの設定温度で嫌がらせ?オフィスで繰り広げられる「エアハラ」とは (2/5ページ)

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推奨されるのは「エアコン設定温度=28℃」ではない

2005年から政府が提唱しているクールビズは、冷房時の「室温28℃」を目安に夏を快適に過ごすことを目標としています。



しかし、今でも多くの人が「室温」ではなく「空調設定温度」を28℃に設定する必要があると誤解しているようです。このことが、エアハラ問題の原因の一つと考えられています。




エアハラにはどんなリスクがある?

オフィスで体調を崩す女性



エアハラには、体調を崩すリスクがあります。内臓が冷えることでさまざまな症状が出たり、逆に熱中症のような症状が出ることもあります。



単純に温度が合わないということだけでなく、精神的なダメージを受ける場合もあります。



「私服勤務なのだから、寒いと文句言うなら上着を羽織ればいいじゃないか」とか、「年配の人もいるのだから、寒いと言っている人の意見を聞く余裕を持つべきだ」など、心ない言葉を毎日のように言われることもあるでしょう。



その結果、人間関係に溝ができて職場環境に適応できず、二次的にうつ状態になる場合もあります。

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